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水石用語集

※この用語集は『趣味の水石入門』村田圭司著・昭和56年・樹石社刊の「水石用語辞典」を元に一部変更して掲載しています。

養石 ようせき

主として自然石を水盤に入れ、適度に照らし、適度に乾かして、つとめて水をそそぎ、その結果、おのずから生じる「持込みサビ」を楽しむ方法を、「養石」といっている。おそらく盆栽家からでた言葉であろう。また、台座につけた石でも、心にかけてねんごろに空拭きしていれば自然に落ちついた光沢がでる。これも養石といっている人もある。つまりは、心をこめて、恰も生命を養うように、その石のよさを育てひきだすことを、さしているといってよかろう。

寄石 よせいし

一個では見られない石、あるいは二個以上くみあわせると一段と趣きを増すような石を何個か盆上、もしくは水盤上、地板上などに調和よくおいて楽しむ方法。一方、組石(くみいし)などという言葉もあるが、ほとんど同じような意味につかわれているらしい。いずれにせよ、二個以上の石をくみあわせる場合は、石質、色、趣きなどに違和感がないこと、一つのイメージが表現されているか否かなどに留意すべきであろう。