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水石用語集

※この用語集は『趣味の水石入門』村田圭司著・昭和56年・樹石社刊の「水石用語辞典」を元に一部変更して掲載しています。

真石 まいし

明治年間には、よく「唐の真石」という言葉がつかわれたが、これはこの石はまちがいなくほんとうの唐(中国)のものです、という意味であったようだ。いわば、「真」とは「真贋(しんがん)」の「真(しん)」であって、「贋物(がんぶつ)」(にせもの)ではないということであろう。また、自然石のとこを真石という人もいるが、慣習としては「うぶ石」と呼び、真石とはいわない。

真黒石 まぐろいし

産地にこだわらず、色がおちついた墨黒色で、質も硬く、味わいにとむものをいう。水石の本道は、この真黒石にあるともいわれ、あらゆる色彩にあきた人々が嗜好する色であるともいわれている。古くは「水石は真黒に限る」とされていたようだ。なお、石質からみると、ホルンフェルス(変成作用をうけた粘板岩)と黒色珪質頁岩などが多い。